2023.01.25捕獲

鹿を一頭捕獲し、ガイドラインに則り処理しました。

自家用として現場で解体するつもりだったのですが、休耕畑のすぐ脇の原野での捕獲で、搬送可能であった為持ち帰りました。

①捕獲場所

 地元集落内山林 

②獲物全体写真

 鹿(オス:腹抜き41kg)
現場で撮り忘れたので…

③弾着部位写真

 頸部に弾着後貫通

④内蔵写真

 心臓外観:異常無

 心臓カット:異常無

 肺:異常無

 肝臓外観:異常無

 肝臓カット:異常無

 脾臓:異常無

 腎臓:異常無
外観に異常は無いのですが、一つしかありませんでした。

 第1~第4胃:異常無

 小腸及び大腸:異常無

 内蔵全体:異常無

⑤胃内容物

 笹の葉が主

⑥状況説明
休息中の獲物と出会い、距離約40mで発砲、頸部に弾着後貫通。

⑦pH測定

 絶命時刻:午後3時35分

 測定時刻:午後4時24分
ウチモモで測定

 pH測定結果
pH7.0位です、あまり下がっていません。
この個体はまだ発情期が終わっていないらしく、メスの群れと一緒にに居たのでお疲れの様です。

⑧解体準備

 外側洗浄後
猪用の台なので座りが悪いです。

 腹腔内洗浄

 解体準備完了

明日解体と最終pHの測定を行います。
この時期のオスシカの成獣はあまり商品性が良くないのですが、もし御所望の方が居らっしゃいましたら連絡下さい。
サイズが大きく半丸での発送が難しいので、部分肉で販売いたします。