2021.01.04解体処理

師匠の正月が明けたので、先日捕獲した鹿の解体を行いました。
今回は枝肉の状態で熟成させたいと考えている為、枝肉までの処理で完了です。

 剝皮前
吊るした状態で前後足の内側に切れ目を入れて、後は力業で下へ剝ぎます。
腹を割る時も同じなのですが、毛が切れて肉に付着するので今後は腹抜きの際も含めて、剃刀で毛を削いで処理します。
洗浄の手間を考えるとそちらの方が妥当です。

 剝皮後
ハンガーに吊るす際もそのまま切れ目を入れてハンガーのフック部刺してしまったので、余分な工数掛がかりました、以後改善要。
左側をロープで吊っているのは、私が剝皮の際過ってアキレス腱を切ってしまった為です。

 弾貫通痕
首で収まっていると思ったのですが、前足のラケットの上を貫通していました。

 背割り完了
師匠から貰ったノコとアドバイスのお陰でスムーズに完了しました。

 2次処理室へ移動
ステンレス台車に載せて2次処理室へ移動します。
保健所の指導で、1次処理室から2次処理室への人の移動は厳禁の為、台車のみ移動させます。

 冷蔵庫(設定温度3°C)に保管
今回は枝肉の状態で熟成させてみようと思っているので、このまま様子を見ながら1週間程度保管します。