昨日捕獲した猪の解体処理と最終pHの測定を行いました。
①解体
剝皮完了
脂は殆ど有りません。
傷跡1
若干膿んでました。
傷跡2
土の様な物を巻き込んでます。
傷跡3
上と同じく。
残念な結果でした、採食行動を行っていたので、あまりサカっていない若いオスだと思ったのですが、考えが甘かったです。
多分サカリの合間にエネルギー補給をしていただけだと思われます。
それと外観からは分からなかったのですが、身体に肉まで達する大きな傷が有る(有った?)為商品化不可です。
残念ですがとりあえず作業は進めました。
②最終pH測定
測定結果
絶命後24時間後に測定しました。
結果はpH6.8辺り、全くと言って良いほど下がっていません。
背割り断面
肉の色はそんなに悪くないのですが…。
●判定結果
絶命後約1時間でpH6.9、24時間後の最終pH6.8なので今回の猪肉はDFDだと判断します。
今期最期の獲物だったのですが、残念な結果でした。
肉質及びガイドライン上からも商品化出来ない代物でした。
DFDの理由は定かではありませんが、クリーンキルだったので、争いで疲れ果てていたのか穴掘りで疲れていたのか、のどちらかだと思われます。
2月のオスは厳しいかも知れませんね、群れでウロウロしている若猪だったら大丈夫かもしれません。
来期はもう少し早めに捕獲を始めるのと合わせて、出来れば群れ狙いで活動します。
来期も宜しくお願い致します。